中学英語しか出来ないけど、英会話を習得したい...
今回はこんな悩みにお答えします。
このようなことで悩んでいませんか?
- 英語が苦手で中学英語からやり直したい
- 英語初心者だけど英会話を習得したい
- 英会話に必要な単語の学習方法を知りたい
これから英語を勉強する理由として、「実際に英語を話せるようになりたい」、「苦手な英語をやり直したい」と考えている人が多いのではないでしょうか?
実際に英会話の勉強をはじめてみたものの、本当に効果のある学習方法を知らずに途中で挫折する人が多くいます。
無駄をなくし、効果的な学習方法を知ることは英会話上達に向けて必須です。
- この記事を読んで得られるメリット
- ・英会話に必要な基礎が身につく
・効果ある英単語学習方法がわかる
・英単語を効率良く覚えるテクニックを紹介
これから勉強して英会話を習得したい人に向けて、本当に効果のある学習方法やテクニックを紹介します。
英語初心者の方や英語の学習をもう一度やり直したい方におすすめの内容です。
是非参考にしてみてください。
チェックポイント
この記事では、中学校までに学んできた英語の基本を活かし、英会話に必要な英語の基礎を身につけることを目指します。
特に英語の基礎である「英単語の学習」を中心に、英会話習得に必要な学習方法を解説していきます。
英会話に必要な英語の基礎「単語」
英語を勉強する理由
- ビジネスで英語が必要
- 海外の人と英語で会話したい
- 子どもに英語を学ばせたい
- 単純にかっこいい
- 海外ドラマを字幕なしでみたい
誰もがあこがれる英会話ですが、実際にどのような学習が重要か知っている人は少ないです。
多くの人が英会話に必要な能力として、リスニング、スピーキングを重視します。
英語が苦手な人やこれから英語を勉強する人にとって、実際に必要不可欠なのは英語の基礎力です。
英語の基礎力 =「単語・文法」
英語の基礎
- 英単語
- 英文法
英語の基礎とは「英単語」と「英文法」の2つです。
英文法を理解すれば、文法のルールに載せて0から文章を組み立てることができるようになります。
さらに英文法を使って文章を組み立てるためには、単語の知識が必要不可欠です。
自分の気持ちや考えを英語で伝えるために、会話に必要な基本的な単語の知識が必要です。
まずは中学英語で必要な英単語を覚えることを目標にしましょう。
中学英語で勉強する単語はあくまでも会話に必要な基本的な単語のみです。
自分の伝えたいことを表現できるように、会話に必要と感じた単語を徐々に増やしていくことが効率の良い勉強方法です。
単語は必要なものから増やしていこう!
中学英語でも英語を話せる
中学英語が役に立つ
英会話を習得する上では、中学校までの英語の基礎力が大事です。
英語の基礎力を身につけるために、まずは中学英語で学ぶ英単語・英文法の勉強からはじめましょう。
中学英語では会話に必要な基本単語(1,500〜2,000語)を勉強します。
そして、中学英語で学ぶ文法の知識は日常英会話で必要な文法の9割を占めています。
英語の基礎=中学英語と言ってもよいでしょう。
中学英語の勉強でも十分に英語を話すための役に立ちます
英語の基礎力は英会話だけでなく、英検・TOEICの資格試験、受験英語、ビジネス英語を効率よく学ぶためにも重要になります。
英語の基礎力はすべての学習で重要!
次に英語の基礎力を身につけるための具体的な勉強のやり方を詳しく紹介します。
英単語を効率よく覚えるテクニック
ここからは英語の基礎力のうち「英単語」について具体的かつ効果的な学習方法を紹介します。
勉強をするうえで、無駄をなくすために知っておきたい単語学習のルールや実際に効率よく覚えるためのテクニック、具体的な単語の勉強方法を詳しくお伝えします。
英単語学習のルール
効率の良い「単語」学習のルール
- 英語→日本語で覚える
- 単語の持つ主な意味をひとつ理解する
- 単語を覚えるときは書かない
- 同じ単語に何回も出会うようにする
- 覚えた単語を忘れても落ち込まない
- 単語の学習は短い頻度で復習する
実際に単語を勉強する際に、このルールを意識すると効率よく覚えられます。
まずは読める単語を増やします。
覚えるときは英語→日本語で単語の意味をひとつ理解すると効率がいいです。
スペルや派生語は最初は覚えようとせず、できるだけ多くの単語に触れることを意識する
単語を覚えるときはノートに書くのをやめましょう。
書いて覚えるのは時間が掛かるうえ、書くことが目的になってしまいがちです。
小声で良いので、声にだして発音しながら覚える
単語を最短で覚える最大のコツは「同じ単語に何回も目を通す」ことです。
単語は1回では覚えられないのが通常です。
忘れることで記憶に定着するので、落ち込まずに何度でも繰り返すのが大事です。
一度覚えた単語は、初めよりも短い時間で覚えることができる
言い換えれば、一度覚えた単語は時間が開けば開くほど覚えるのに時間が掛かります。
単語を覚える際には短い頻度で復習することを心掛けましょう。
【関連】初心者でも挫折しないで英語学習を継続できる9つの方法
英単語を覚えるための基本テクニック
効率よく単語を覚えるためのテクニックを紹介します。
基本テクニック
- 単語の意味を覚える
最初は1単語に1つの意味でOK - 単語の発音を覚える
発音しながら核となる意味をイメージする
単語の意味をいくつも丸暗記する必要はありません。
繰り返し覚えるにつれて他の意味や例文を覚えていきます。
発音することで核となるイメージが脳に定着しやすく、リスニング力も同時に身につきます。
単語の核となる意味をイメージして覚える
使用する教材について、初心者や英語に自信がない人は高校までに学ぶ英単語帳を選ぶことをオススメします。
自分に合うレベルの単語帳の選び方は、開いた時に単語10個中3個くらいわかるものを選んでください。
自分のレベルより少し難しい単語帳がベストです。
基本テクニックを常に意識しよう!
英単語を覚えられないときの必勝テクニック
覚えられない単語にだけ使うテクニック
- 使えそうな単語で英作文する
使用頻度の高い単語を実際に使える単語に変える - 単語の核となるイメージを絵で覚える
単語のイメージをはっきりさせ、記憶に定着させる - 同じ意味を持つ単語と合わせて覚える
似たような意味の単語と関連付けて覚える - 単語のつくりに注目する
単語の構造から意味を理解して覚えられる - 単語の成り立ちに注目する
単語の由来・起源を知ることで覚えられる - 身近なものから単語を覚える
身近にある、すでに知っている単語に注目する
ここで紹介するテクニックは、どうしても覚えられない単語にだけ使用してください。
これらのテクニックは、単語を覚えるにはとても有効ですが時間が掛かります。
できるだけ多くの単語に繰り返し出会うことが、もっとも効率の良い方法です。
テクニックの使い方を詳しく解説していきます。
①使えそうな単語で英作文する
英会話で実際に使えそうな単語を自分で英作文して練習します。
英作文することで単に「意味を知っている英単語」から「会話で使える英単語」に変えていきます。
ただし、すべての英単語について英作文して覚える必要はありません。
使用頻度の低い単語に時間を掛けるのは学習の効率が悪くなります。
②単語の核となるイメージを絵で覚える
単語の持つイメージを「絵」で理解します。
具体的な方法は自分で単語のイメージを絵で描いてみます。
絵が苦手な人は、ネットで単語を「画像検索」してイメージをイラストで覚えましょう。
単語を「絵」で理解するメリットは、核となるイメージをはっきりさせて、より記憶に定着させることができます。
ただし、すべての英単語について英作文して覚える必要はありません。
使用頻度の低い単語に時間を掛けるのは学習の効率が悪くなります。
③同じ意味を持つ単語と合わせて覚える
似たような意味の単語とセットで覚えることで、意味を関連付けて覚えることができます。
例:
transform 変形する = change 変わる
ポイントは、すでに知っている単語とセットで覚えることです。
新たに覚えたい単語の意味をイメージしやすくなります。
また、同じ意味の表現を言い換える練習にもなります。
あくまでも、なかなか覚えられない単語にだけ絞ってください。
④単語のつくりに注目する
単語の構造(つくり)に注目することで、意味を理解します。
例①:
import = 輸入する
in (中へ)+ port(港)= 港の中へ入れる。輸入する
export = 輸出する
ex(外へ)+ port(港)= 港の外へ出す。輸出する。
例①のように、in(ex)とportに分解すると単語の持つイメージをより具体的に覚えることができます。
例②:
selfish = わがままな〜
self(自己)+ ish(〜的な)= 自己中心的な・わがままな
例②のself(自己)のように、単語の一部に注目することでselfish(自己中心的な)という単語全体の意味を推測することができます。
くどいようですが、学習効率を優先させるため、どうしても覚えられないときにのみ使用してください。
⑤単語の成り立ちに注目する
単語の成り立ち(由来・起源)を知ることで、意味を理解します。
例: pre(前もって)から成り立つ単語
prepaid = 前払い
pre(前もって)paid(支払う)
prejudice = 偏見
pre(前もって)judice(判断する)
例のように2つの意味から成り立つことに注目すると、単語の意味を理解しやすくなります。
pre(前もって)を含む単語について、知らない単語でもある程度の意味を推測できます。
自分の覚えやすい方法を選ぼう!
⑥身近なものから単語を覚える
日常で普段から使っている単語に注目することで記憶に定着させます。
例①:
interior = 内部の
※日本語のインテリアは、家の内部の装飾を指します
exterior = 外部の
※日本語のエクステリアは、家の外部の装飾を指します
例②:
install = 取り付ける
※日本語のインストールはパソコンやスマホにアプリを入れるときに使います
例③:
animate = 命を吹き込む
※日本語のアニメはアニメーションを意味します
日常で普段から目にしている単語は意外と多いです。
しかも、すでに知っている単語は記憶に定着しやすく少しの労力で覚えることができます。
身近にある見慣れた単語を覚えれば、一気に語彙力を増やせます。
【まとめ】使える英単語を増やそう!
この記事の内容を要約します。
- 英語の基礎力を身につける
- ◆英語の基礎は「英単語」と「英文法」
◆中学英語の復習が基礎力アップに効果的 - 英単語学習のルール
- ①英語→日本語で覚える
②単語の意味は一つだけ覚える
③書いて覚えない
④同じ単語を繰り返し覚える
⑤忘れることで記憶に定着する
⑥短い頻度で復習する - 英単語を覚える基本テクニック
- ◆単語は1つの意味だけ覚える
◆発音しながらイメージする - 英単語を覚える必勝テクニック
- ①使えそうな単語で英作文する
②単語のイメージを絵で覚える
③同じ意味の単語と一緒に覚える
④単語のつくりに注目する
⑤単語の成り立ちに注目する
⑥身近にある単語から覚える
英語の基礎をやり直したい人や実際に英語を話せるようになりたい人には英語の基礎力が必要不可欠です。
英語の基礎力を身につけるために、使える英単語を増やすことは最も有効な手段です。
ぜひこの記事で紹介した英単語の学習方法やテクニックを実行してみてください!